原稿を初めて仕上げた当時について
要点
- 最低でも下描き入ったら完成させる
- 恥ずかしがらない
- 1度完成させた経験があれば2作目以降も何とか完成させられるようになる
初めて作品を仕上げるまで何度も描いては投げ出してを繰り返した事がありました。
やっと完成作品として初めての作品を仕上げた*1時に、仕上げられたのは恥ずかしいのを我慢して描ききったからだと思います。
今もそうですが描いていると、自分なりの完成後のヴィジョンが見えます。余り評価を受けないなーってよく感じながらも描ききらなきゃって我慢しています。我慢してでも描ききらないと完成できないって事を沢山経験していました。通算何度やらかしたかは数えたくない事ではありますが。
初めて作品を仕上げた時、確かに予想通り良い評価は受けられなかったのですが、変化は感じられました。
初めて仕上げたから2作目以降も今までよりかはすんなりと進んでいました。勿論、完成後のヴィジョンはあまり良いものではないのは変わらないですが、投げ出し癖はだいぶ直りました。その後も何作か続くのですが、はっきり言って初めての作品を仕上げた経験が無ければ続きませんでした。その初作品があまり評価を受けられないと感じながらも我慢して仕上げたからこそ、その先に続いた、と言う事です。恥ずかしがっていたらいつまでも完成できずに年だけが過ぎてしまう、と言う話ですね*2。
それとペン入れの技術などの絵的な表現の仕方も、個人差はあると思いますが作品数を経るごとに練れていきますし、その度に持ち込みに行くからこそ得られる物も多いです。
人それぞれですし、結果も出せていない身としては偉そうな事は語れないですが、一定の水準に到達するまでは失敗作になっても良いから、作品数を描いていかないと駄目だなって思うのです*3。
と、そんな事を語る私自身の心機一転の新作はまだ完成には遠いなーって感じています。学生時代みたいに時間がとれないのもあるので仕方ないですが頑張らねば-っていう話ですね。